2008年 11月 06日
写真 |
日本語の授業で、鎌倉に関するテクストを作ることになった。クラスの女子学生たちに、鎌倉の神社仏閣の様子を見せてあげたい。講師の先生にも見せたいと思った。先生が行ったことがあるのは本州の南の方と九州だけだから。それで自分の写真アーカイヴに手を伸ばした。
鎌倉の写真を探していたら、しばしば別の「国内の」写真に行き当たった。そしてここで一瞬ごとに物思いにとらわれ、ついには軽いショックを覚えた。なぜなら多くの写真に多くの友人たちが写っているのだが、彼らはもういないのだ。いったい何が起きているのか?! だって我々は死んだり消えたりするようなそんな年寄りではないのに! 幾人かの友人は俺よりも若かった。そして逝ってしまった。やはり俺より若い従妹も亡くなった。彼女の息子は外国で事故死した。悲劇だ。俺より少し年上の2人の友人は自ら命を絶った。どうなってるんだ???
さいわいさまざまな別の写真で記憶を新たにすることができ、俺の気分を和らげてくれた。なぜならそれらは日本やポーランドでの楽しい瞬間を呼び起こしてくれ、写真に写っている人々は生きていて元気だからだ。ただ少々歳を重ねただけだ。だれでもそうだが。
人のほかに場所も重要である。場所もまたなつかしく思い出される。それに場所は死んだりしない。しかし人々は場所をあまりに変えることができるため、場所は何か別のものになってしまい、やはり死に絶える。我々の湖の地域もそろそろそんなふうになってきている。2、3年後にはどうなるかわからない。
鎌倉の写真を探していたら、しばしば別の「国内の」写真に行き当たった。そしてここで一瞬ごとに物思いにとらわれ、ついには軽いショックを覚えた。なぜなら多くの写真に多くの友人たちが写っているのだが、彼らはもういないのだ。いったい何が起きているのか?! だって我々は死んだり消えたりするようなそんな年寄りではないのに! 幾人かの友人は俺よりも若かった。そして逝ってしまった。やはり俺より若い従妹も亡くなった。彼女の息子は外国で事故死した。悲劇だ。俺より少し年上の2人の友人は自ら命を絶った。どうなってるんだ???
さいわいさまざまな別の写真で記憶を新たにすることができ、俺の気分を和らげてくれた。なぜならそれらは日本やポーランドでの楽しい瞬間を呼び起こしてくれ、写真に写っている人々は生きていて元気だからだ。ただ少々歳を重ねただけだ。だれでもそうだが。
人のほかに場所も重要である。場所もまたなつかしく思い出される。それに場所は死んだりしない。しかし人々は場所をあまりに変えることができるため、場所は何か別のものになってしまい、やはり死に絶える。我々の湖の地域もそろそろそんなふうになってきている。2、3年後にはどうなるかわからない。
by nagamimi_2
| 2008-11-06 20:00