2008年 10月 24日
ユーロ |
ポーランド政府は近い将来、ポーランドをユーロ通貨圏に加えようと熱心である。だが国民はおそらくそれほど喜んではいない。それは様々な領域のビジネスにとって便利である(だろう)かもしれないが、一般人にとっては全般的な物価の値上がりを意味するにすぎない。オーストリア、イタリア、ドイツの経験から、我々はそれが彼らにとって奇蹟などではなかったことをすでに知っている。新通貨(それはドルより高い)導入後、それらの国々では一歩ごとに値上げを待ち受けることになった。会社、商店主、文字通り値段と関係のあるだれもが、その値段を上へと操作した。長年ウィーンに住む知人の女性がいるが、彼女がユーロ導入後にこう言ったのを憶えている。これまでの半分くらい貧しくなったし、だんだん悪くなっている。俺はユーロ懐疑主義者ではないが、EUの新機軸のどれもに喜ぶわけでもない。
by nagamimi_2
| 2008-10-24 21:00