2012年 04月 19日
恥ずかしい市議のジョーク |
ボレスワヴィエツ Bolesławoec の市議会議員ヴォイチェフ・カスプシク Wojciech Kasprzyk (PO:市民プラットフォーム)が自分のプロフィールに人種差別的ジョークを載せた。
「Co ma Murzyn białego?」[訳注:「黒人はどんな白い物を持っている?」と「黒人は白人に対してどうすべきか?」の両方の意味に読める]
「従うべき!」
同じ党の同僚からも批判され、彼はこの「ジョーク」をプロフィールから削除したが、その魚拓はポータルサイト「300Polityka [300政治]」にすでに転載されていた。
カスプシクは27歳、レグニツァの経営専門学校で学んだ。ボレスワヴィエツ市のPO党員。2010年に党の候補者名簿から市議会の議席を獲得した。以前は郡で仕事をしていて、ヨーロッパ議会選挙ではPOの候補者でもあった。[『ガゼタ・ヴィボルチャ』紙による]
これは、卒業すらしていない(卒業証書についてはひとこともないので)人を平均より上に置くような地方出身の青二才が政界で出世する代表的な例である。専門学校と大学の卒業生を数えるのに手足の指で足りるようなこういう小さな町では、それだけでもう「ひとかどの人物」なのだ。
もちろん大卒のボレスワヴィエツ市民はもっと大勢いるが、そういう人たちは大都市に出ていってしまう。だが、この卒業もしていない「学士」様は残らざるを得なかった。しかしこれで終わったわけではなく、なりふり構わず政界に打って出たのである。
こうした小さな町から、国会や政府や、さらにひどいことにはヨーロッパ議会にまで、いかにしてバカや間抜けや外国人嫌悪者その他うすのろどもが行き着くのか、これでわかった。
この恥ずかしい「ジョーク」が公表されたあとも彼のキャリアは安泰で、おそらく相変わらず市議の職能を果たし続け、我々の税金から給料を受け取るのだろう。この出世にブレーキが掛かる時がひょっとしたら来るかもしれないが、この自惚れ屋がついにはポーランド議会、またはヨーロッパ議会に行き着くことが絶対にあり得ないとは言えない。まともな国なら、すでに政治生命を絶たれているところだろうが。
「Co ma Murzyn białego?」[訳注:「黒人はどんな白い物を持っている?」と「黒人は白人に対してどうすべきか?」の両方の意味に読める]
「従うべき!」
同じ党の同僚からも批判され、彼はこの「ジョーク」をプロフィールから削除したが、その魚拓はポータルサイト「300Polityka [300政治]」にすでに転載されていた。
カスプシクは27歳、レグニツァの経営専門学校で学んだ。ボレスワヴィエツ市のPO党員。2010年に党の候補者名簿から市議会の議席を獲得した。以前は郡で仕事をしていて、ヨーロッパ議会選挙ではPOの候補者でもあった。[『ガゼタ・ヴィボルチャ』紙による]
これは、卒業すらしていない(卒業証書についてはひとこともないので)人を平均より上に置くような地方出身の青二才が政界で出世する代表的な例である。専門学校と大学の卒業生を数えるのに手足の指で足りるようなこういう小さな町では、それだけでもう「ひとかどの人物」なのだ。
もちろん大卒のボレスワヴィエツ市民はもっと大勢いるが、そういう人たちは大都市に出ていってしまう。だが、この卒業もしていない「学士」様は残らざるを得なかった。しかしこれで終わったわけではなく、なりふり構わず政界に打って出たのである。
こうした小さな町から、国会や政府や、さらにひどいことにはヨーロッパ議会にまで、いかにしてバカや間抜けや外国人嫌悪者その他うすのろどもが行き着くのか、これでわかった。
この恥ずかしい「ジョーク」が公表されたあとも彼のキャリアは安泰で、おそらく相変わらず市議の職能を果たし続け、我々の税金から給料を受け取るのだろう。この出世にブレーキが掛かる時がひょっとしたら来るかもしれないが、この自惚れ屋がついにはポーランド議会、またはヨーロッパ議会に行き着くことが絶対にあり得ないとは言えない。まともな国なら、すでに政治生命を絶たれているところだろうが。
by nagamimi_2
| 2012-04-19 23:56
| 日々