2011年 09月 29日
サイレンのコンサート |
セイレーン、すなわち半分女性・半分魚の生きものはギリシャ神話に存在し、ポーランドの伝説にも登場する [ギリシャ神話のセイレーンは正しくは半分女性・半分鳥。ポーランドの伝説のsyrena は人魚]。その証拠のひとつがワルシャワ市章だ。
クラクフでは9月24日にすばらしいパフォーマンスが計画された。ビトム出身でドイツ在住のチェコ人、クリストフ・シュレーガー Christof Schlaeger はここ20年、サウンドアートに取り組んでいる。彼はクラクフにめずらしい装置を運んできた。彼の多くのプロジェクト同様、それはみずからの手で組み立てた楽器とオブジェを用いて作られている。
彼はヴィスワ川湾曲部で船のサイレン100個によるコンサートを開いた [ポーランド語ではセイレーン/人魚/サイレンいずれも syrena]。きちんと調律されたサイレンが据え付けられた2隻の船、「トゥル Tur [オーロックスの意]」と「ジュブル Żubr [ヨーロッパバイソンの意]」が、デンブニツキ橋とグルンヴァルツキ橋の間を航行した。楽器として扱われた多くのサイレンは、みずからに纏わせる音の構造を作り出しながら絶え間なく動いた。[動画は”koncert na 2 statki i 100 syren” で検索するとTouTubeに複数見つかります。たとえばこちらやこちらなど]
2隻の船と100個のサイレンによるこの土曜日のコンサートは、美術協会「ムジカ・ツェントルム Muzyka Centrum」企画オーディオ・アート・フェスティバルのプロローグであった。フェスティバルのメイン・イベントは11月18日に始まり11月27日まで続く。ニューヨーク、ベルリン、ロンドン、ハンブルク、プラハ、アムステルダム、プダペシュト、ニューカッスル、オークランド、テル・アヴィヴなど、世界中からアーティスト・パフォーマーがやって来る。
クラクフでは9月24日にすばらしいパフォーマンスが計画された。ビトム出身でドイツ在住のチェコ人、クリストフ・シュレーガー Christof Schlaeger はここ20年、サウンドアートに取り組んでいる。彼はクラクフにめずらしい装置を運んできた。彼の多くのプロジェクト同様、それはみずからの手で組み立てた楽器とオブジェを用いて作られている。
2隻の船と100個のサイレンによるこの土曜日のコンサートは、美術協会「ムジカ・ツェントルム Muzyka Centrum」企画オーディオ・アート・フェスティバルのプロローグであった。フェスティバルのメイン・イベントは11月18日に始まり11月27日まで続く。ニューヨーク、ベルリン、ロンドン、ハンブルク、プラハ、アムステルダム、プダペシュト、ニューカッスル、オークランド、テル・アヴィヴなど、世界中からアーティスト・パフォーマーがやって来る。
by nagamimi_2
| 2011-09-29 23:55
| 日々