2011年 08月 11日
ポーランド最高検察庁はルカシェンコのスパイ |
テレビでニュースを見たり、新聞を読んだりすると、ポーランド最高検察庁のバカさ加減に驚くとともに怒りがわいてくる。このポーランドの検察庁はベラルーシの独裁体制にとってきわめて有益な役割を演じたのである。一方でポーランドはベラルーシの反体制派に対する弾圧を非難しながら、他方で、この弾圧に参加している。
最初にスキャンダルが噴出したのは、リトアニアの検察庁がミンスクの独裁政府に、ベラルーシの人権擁護センター「ヴャスナ Wiasna」所長アレシ・ビャラツキ Aleś Bialacki の銀行口座に関する情報を「法的援助」枠内で送っていたことが明らかになったときである。
この反体制活動家は逮捕され、税金逃れで起訴された。
さらなる大騒動が勃発したのは、ポーランド最高検察庁もそうした情報を送っていたことが明らかになったときである。アレシ・ビャラツキはポーランド国内の銀行口座に10億ベラルーシ・ルーブリ(約55万ズウォティ)を所有しているが、これは彼個人の金ではなく、反体制活動のための組織の資金である。
ポーランド検察庁の愚かさのおかげで、現在、この活動家は禁固7年を言い渡される危険がある。なかでも、国際協力部部長クシシュトフ・カルシュニツキKrzysztof Karsznicki の代理で「密告」書類にサインしたアンナ・ヴィシニェフスカ Anna Wiśniewska とかいう女のせいで。
いまになってバカどもはこう説明している。そうした報告を送ったのは、ベラルーシ政府からの書類にアレシ・ビャラツキが反体制派であるという情報が書いてなかったからだと。そんな論拠を使うとは、よほどのバカか偽善者に違いない! え、何? ルカシェンコがそれを書き忘れたとでも?
『ガゼタ・ヴィボルチャ』紙のヤロスワフ・クルスキ Jarosław Kurski 記者は、特別委員会の招集と、この前代未聞のスキャンダルに責任がある人々の辞任を要求している。もしかすると何人かの敵国協力者(そう呼ばざるを得ない)の首が飛ぶかもしれない。
だが、彼らはたとえ辞任したとしても路頭に迷うわけではない。こうした奴らはつねに別の儲かるうえに居心地のよい職を見つける。なぜなら彼らの知識とコネの蓄積はつねに多くの団体に役立つからだ。こういう人たちは決して無職にはならない。でも彼らは一度痛い目にあった方がいい。なにしろ人的被害のほか、EUにひどい恥をさらしたからだ。EUではポーランドはベラルーシ人の自由の支持者と見なされているのに。
この反体制活動家は逮捕され、税金逃れで起訴された。
さらなる大騒動が勃発したのは、ポーランド最高検察庁もそうした情報を送っていたことが明らかになったときである。アレシ・ビャラツキはポーランド国内の銀行口座に10億ベラルーシ・ルーブリ(約55万ズウォティ)を所有しているが、これは彼個人の金ではなく、反体制活動のための組織の資金である。
ポーランド検察庁の愚かさのおかげで、現在、この活動家は禁固7年を言い渡される危険がある。なかでも、国際協力部部長クシシュトフ・カルシュニツキKrzysztof Karsznicki の代理で「密告」書類にサインしたアンナ・ヴィシニェフスカ Anna Wiśniewska とかいう女のせいで。
いまになってバカどもはこう説明している。そうした報告を送ったのは、ベラルーシ政府からの書類にアレシ・ビャラツキが反体制派であるという情報が書いてなかったからだと。そんな論拠を使うとは、よほどのバカか偽善者に違いない! え、何? ルカシェンコがそれを書き忘れたとでも?
『ガゼタ・ヴィボルチャ』紙のヤロスワフ・クルスキ Jarosław Kurski 記者は、特別委員会の招集と、この前代未聞のスキャンダルに責任がある人々の辞任を要求している。もしかすると何人かの敵国協力者(そう呼ばざるを得ない)の首が飛ぶかもしれない。
だが、彼らはたとえ辞任したとしても路頭に迷うわけではない。こうした奴らはつねに別の儲かるうえに居心地のよい職を見つける。なぜなら彼らの知識とコネの蓄積はつねに多くの団体に役立つからだ。こういう人たちは決して無職にはならない。でも彼らは一度痛い目にあった方がいい。なにしろ人的被害のほか、EUにひどい恥をさらしたからだ。EUではポーランドはベラルーシ人の自由の支持者と見なされているのに。
by nagamimi_2
| 2011-08-11 23:55
| 日々