2011年 07月 30日
ミレルの報告書。意地の悪い国民。 |
昨日ついにスモレンスクの事故 [昨年の政府専用機墜落事故] に関するイェジィ・ミレルの委員会報告書が公表された。俺の考えではこれは大変核心を突いた、思慮に富むものである。ロシア側の過失のほか、我が国の最重要人物たちを輸送した第36航空連隊の職務上の一連の規則違反が詳述されている。
そして我々がいかに喧嘩好きで文字通り愚かな国民かがまたもや明らかになった。記者会見でイェジィ・ミレル(と委員会メンバー)に質問する際、それが見聞きされた。客観的な質問もあったが(ロシアの記者からも)、あからさまに国家的「裏切り」を示唆するような質問もあった。
またもやポーランドの莫迦デーモンたちが目を覚ました。大統領官邸前の十字架に関して「闘った」とき [カトリック原理主義者らが大統領官邸前に立てた十字架の撤去に反対してもめた件] と同様に、ロシアの責任について数多くの陰謀論が取り沙汰され、ましてやスモレンスクの暗殺とさえ言われたときと同様に。
我々はノルウェー人たちにはほど遠い。彼らは先頃の悲劇に際して、本物のすばらしさを示した。あの悲劇は本当に彼らを団結させ、強固にした。あそこではだれひとりそれを政治的目的に利用していない。暗殺者が殺したのは、与党の青年プログラムに参加していた「政治的な」若者―しばしば与党政治家の子息だったにもかかわらず。
あそこではポーランドと違って、だれひとり自分自身に毒を吐きかけない。我々国民はいったいどこからあれだけ毒のある唾液が出てくるのかと思う。それは数百年の我々の歴史から溜まったものだと社会学者や歴史学者は言う。俺の考えではそれは、我々ポーランド人の国民的性格の遺伝子になおも巣くっているものに行き着く。
他の国民から文化と自制をさらに学ぶときだ。
そして我々がいかに喧嘩好きで文字通り愚かな国民かがまたもや明らかになった。記者会見でイェジィ・ミレル(と委員会メンバー)に質問する際、それが見聞きされた。客観的な質問もあったが(ロシアの記者からも)、あからさまに国家的「裏切り」を示唆するような質問もあった。
またもやポーランドの莫迦デーモンたちが目を覚ました。大統領官邸前の十字架に関して「闘った」とき [カトリック原理主義者らが大統領官邸前に立てた十字架の撤去に反対してもめた件] と同様に、ロシアの責任について数多くの陰謀論が取り沙汰され、ましてやスモレンスクの暗殺とさえ言われたときと同様に。
我々はノルウェー人たちにはほど遠い。彼らは先頃の悲劇に際して、本物のすばらしさを示した。あの悲劇は本当に彼らを団結させ、強固にした。あそこではだれひとりそれを政治的目的に利用していない。暗殺者が殺したのは、与党の青年プログラムに参加していた「政治的な」若者―しばしば与党政治家の子息だったにもかかわらず。
あそこではポーランドと違って、だれひとり自分自身に毒を吐きかけない。我々国民はいったいどこからあれだけ毒のある唾液が出てくるのかと思う。それは数百年の我々の歴史から溜まったものだと社会学者や歴史学者は言う。俺の考えではそれは、我々ポーランド人の国民的性格の遺伝子になおも巣くっているものに行き着く。
他の国民から文化と自制をさらに学ぶときだ。
by nagamimi_2
| 2011-07-30 23:18
| 日々