2010年 09月 13日
メダルの両面―ヨーロッパのロマ問題 |
フランスのサルコジ大統領は一貫して、おもにルーマニアとブルガリアへのロマの本国送還運動を行っている。このことはEUの政治家たちから非難され、またフランス国民の多くも反対している。
ハンガリーのミシュコルツでは政党ヨッビク Jobbik (極右)がサルコジの活動に呼応してロマ用の閉鎖収容所を建設しようとしている。ハンガリーの学校にはロマの子供だけのクラスがたくさんある。イタリアでもベルルスコーニが本国送還運動を開始した。
フランスでのロマの本国送還はEUの法律によって根拠づけられている。無職または社会保障のないEU市民が他国に滞在できるのは3か月までなのだ。ところが、例えばパリのセーヌ河畔には多くの非合法キャンプ地があり、そこではロマたちが家族ぐるみで野営している。彼らが何で生計を立てているのかわからない。というよりはむしろ、物乞いや非合法の商売や窃盗などによって生計を立てているのは明らかである。
これはイタリアでも同様だ。スロヴァキアでは昔から少数民族ロマの問題が知られている。
このすべてが普通の人に抗議の反応を引き起こすのだが、メダルには両面がある。
俺は人種差別主義者ではないし外国嫌いでもないが、しかし、騒がしく何もかも破壊するロマの家族が隣に住むなんてのは御免被りたい。いまも厄介なポーランド人の隣人がいて、彼らがどこかへ引っ越してくれればというのが俺の夢なのだ。
ここで問題なのは国籍ではなく生活様式である。あいにくロマの大部分はそういう人たちで、彼らを隣人に持つ人だけが彼らの近くで暮らすことについてなにがしか物を言うことができるだろう。もちろん厄介な隣人に関してである。
かりにうちの隣に住む人たちが、廊下で叫んだり、ドアをバタンと閉めたり、庭で小便したりせず、汚水搬出代金をきちんきちんと支払ってさえくれれば、彼らがどこの出身で肌の色がどうかなんてことは俺にはまったくどうでもよい。たとえ緑色の肌だってかまわない(ただし汚れの場合を除く)。
写真はボガーチュ Bogacs の学校のロマの子どもたち。彼らのクラスにはロマの子どもたちしかいない。こうしたクラスがハンガリーにはたくさんある。
ハンガリーのミシュコルツでは政党ヨッビク Jobbik (極右)がサルコジの活動に呼応してロマ用の閉鎖収容所を建設しようとしている。ハンガリーの学校にはロマの子供だけのクラスがたくさんある。イタリアでもベルルスコーニが本国送還運動を開始した。
フランスでのロマの本国送還はEUの法律によって根拠づけられている。無職または社会保障のないEU市民が他国に滞在できるのは3か月までなのだ。ところが、例えばパリのセーヌ河畔には多くの非合法キャンプ地があり、そこではロマたちが家族ぐるみで野営している。彼らが何で生計を立てているのかわからない。というよりはむしろ、物乞いや非合法の商売や窃盗などによって生計を立てているのは明らかである。
これはイタリアでも同様だ。スロヴァキアでは昔から少数民族ロマの問題が知られている。
このすべてが普通の人に抗議の反応を引き起こすのだが、メダルには両面がある。
俺は人種差別主義者ではないし外国嫌いでもないが、しかし、騒がしく何もかも破壊するロマの家族が隣に住むなんてのは御免被りたい。いまも厄介なポーランド人の隣人がいて、彼らがどこかへ引っ越してくれればというのが俺の夢なのだ。
ここで問題なのは国籍ではなく生活様式である。あいにくロマの大部分はそういう人たちで、彼らを隣人に持つ人だけが彼らの近くで暮らすことについてなにがしか物を言うことができるだろう。もちろん厄介な隣人に関してである。
かりにうちの隣に住む人たちが、廊下で叫んだり、ドアをバタンと閉めたり、庭で小便したりせず、汚水搬出代金をきちんきちんと支払ってさえくれれば、彼らがどこの出身で肌の色がどうかなんてことは俺にはまったくどうでもよい。たとえ緑色の肌だってかまわない(ただし汚れの場合を除く)。
by nagamimi_2
| 2010-09-13 23:43
| 日々