2010年 04月 14日
ヴァヴェルという場所に関する論争―ポーランド大統領夫妻の埋葬地 |
大統領夫妻はヴァヴェル [クラクフ市内の王宮のある丘] の大聖堂の地下納骨所に、ポーランド歴代の王や多くのポーランド人たち、ピウスツキ元帥と並んで葬られることになった。
レフ・カチンスキに敬意は払うが、本当のことを言えば、彼はそれほど偉大な大統領ではなかった。ただ偉大な愛国者であったことは確かである。その目論見の実行結果はさまざまではあったが。個人的には妻と家族を愛する暖かく感じのいい人だった。
俺はヴァヴェルで葬式というのはちょっとやり過ぎだと思うが、それに対する抗議行動(すでにクラクフではそうしたものが現れた)もやり過ぎだと思う。
想像を絶する悲劇が起き、かりに遺族と大統領夫妻への追憶を満足させようとしてそう決めたのなら、不愉快な軋轢なしにそうすればいいのだ。結局のところ、これまでのヴァヴェルの葬式の歴史を顧みないかのように、これを巡ってはポーランド人の間につねに数々の論争があった。
クラクフには今度の日曜日にヨーロッパ各国や全世界から要人が大挙して押し寄せる。アメリカ大統領バラク・オバマ、ドイツ首相アンゲラ・メルケル、フランス大統領ニコラ・サルコジほか、大勢の人々がやって来る。私たちの都市クラクフにはしばしば世界の要人がやって来るけれども、一度にこれだけの人数が集まったことはかつてなかっただろう。それがこんな悲しい機会だということは残念だ。
レフ・カチンスキに敬意は払うが、本当のことを言えば、彼はそれほど偉大な大統領ではなかった。ただ偉大な愛国者であったことは確かである。その目論見の実行結果はさまざまではあったが。個人的には妻と家族を愛する暖かく感じのいい人だった。
俺はヴァヴェルで葬式というのはちょっとやり過ぎだと思うが、それに対する抗議行動(すでにクラクフではそうしたものが現れた)もやり過ぎだと思う。
想像を絶する悲劇が起き、かりに遺族と大統領夫妻への追憶を満足させようとしてそう決めたのなら、不愉快な軋轢なしにそうすればいいのだ。結局のところ、これまでのヴァヴェルの葬式の歴史を顧みないかのように、これを巡ってはポーランド人の間につねに数々の論争があった。
クラクフには今度の日曜日にヨーロッパ各国や全世界から要人が大挙して押し寄せる。アメリカ大統領バラク・オバマ、ドイツ首相アンゲラ・メルケル、フランス大統領ニコラ・サルコジほか、大勢の人々がやって来る。私たちの都市クラクフにはしばしば世界の要人がやって来るけれども、一度にこれだけの人数が集まったことはかつてなかっただろう。それがこんな悲しい機会だということは残念だ。
by nagamimi_2
| 2010-04-14 23:00
| 日々