2010年 02月 03日
なぜ嘆くのか?―ポーランドの冬の寒さ |
このときからほぼ2日間暖かかったが、その後弱めの寒さ(-24℃ではなく-16℃)が戻った。今朝はたったの-2℃だった。
いま窓の外では雪が降り始めているのが見える。これが次第に強風を伴った吹雪に変わるということだ。
俺はもうこの冬はたくさんだ。きっと大部分のポーランド人がそう思っていることだろう。しかし俺は少なくとも雪や極寒がなかったときに嘆いたりはしなかった。
もっとも俺をいらだたせるのが、雪のないクリスマスという予報が出たときに、暖冬を喜ぶ代わりに、毎年決まって嘆いたり嫌がったりする同国人のメンタリティである。そのくせその後はまた雪と極寒に嘆いたり文句を言ったりする。いつだって気に入らないのだ。
最良の冬とは暖冬だということを俺は知っている。極寒も、雪も、氷も、水道管破裂も、脚の骨折も、悪夢のような電気代(暖房用)もない。
by nagamimi_2
| 2010-02-03 23:58
| 日々