2009年 12月 22日
またもや無理やりバカげたことを |
ポーランドの政治における女性参画の割合を決める法案の作成作業が続いている。これは国会内に一定数の女性向けの議席を確保するということである。
政界で活躍する女性に反対はしないし、そもそもどんな方面で活躍する女性にも反対するつもりはない。むしろ生活の多くの面で男性よりも女性の方が有益だとさえ思うが、しかしこの法案には懸念を感じ、距離を置いている。
なぜか? なぜならこれは大学入学に関する共産主義の原則を思い起こさせるからだ。
共産主義政権時代には、知的で学識豊かな受験生がしばしば「出自」得点を加算された農村出身の愚か者に負けたものだ。きょうだいが多く、そのうえ農村出身であれば、大都市の大学で勉学する機会が増したのである。
共産主義政権時代のこうした政策が、学位を持った莫迦者と、共産主義政党に忠実な度しがたい信奉者を増大させた。
今度も似たような状況が起きる可能性がある。女性の議席を確保するために、優秀な男性が国会議員候補者に失格するかもしれない。聡明な、あるいは愚かな、いずれにせよ女性のために。
賢い女性はみずから政界における自分の場所を見つけるし、そういう女性は大勢いるのだから、彼女たちを無理やり後押ししてやる必要はない。むしろそれは彼女たちの誇りを傷つけるのではないか。コメントは以上。
政界で活躍する女性に反対はしないし、そもそもどんな方面で活躍する女性にも反対するつもりはない。むしろ生活の多くの面で男性よりも女性の方が有益だとさえ思うが、しかしこの法案には懸念を感じ、距離を置いている。
なぜか? なぜならこれは大学入学に関する共産主義の原則を思い起こさせるからだ。
共産主義政権時代には、知的で学識豊かな受験生がしばしば「出自」得点を加算された農村出身の愚か者に負けたものだ。きょうだいが多く、そのうえ農村出身であれば、大都市の大学で勉学する機会が増したのである。
共産主義政権時代のこうした政策が、学位を持った莫迦者と、共産主義政党に忠実な度しがたい信奉者を増大させた。
今度も似たような状況が起きる可能性がある。女性の議席を確保するために、優秀な男性が国会議員候補者に失格するかもしれない。聡明な、あるいは愚かな、いずれにせよ女性のために。
賢い女性はみずから政界における自分の場所を見つけるし、そういう女性は大勢いるのだから、彼女たちを無理やり後押ししてやる必要はない。むしろそれは彼女たちの誇りを傷つけるのではないか。コメントは以上。
by nagamimi_2
| 2009-12-22 23:55
| 歴史