2009年 11月 21日
バルト海のアザラシ |
水曜日に「アザラシが家に帰るのを助けよう」という活動が始まった。この活動の目的は、数十年間の中断ののちに、ハイイロアザラシ foka szara たちがポーランド沿岸で安全に感じ、子供を産むのを怖がらないようにすることである。
上記の調査によると、浜辺でアザラシに出会った場合の行動に関して人々はおしなべて無知であることも明らかになった。
30%以上の人が、クジラみたいに死なないようにアザラシには水をかけなければならないと考えている。回答者の4人に1人はアザラシが病気でないかどうか調べるために水に追い戻そうとする。3人に1人はアザラシに近寄って写真を撮るだろうという。アザラシが噛みつくかもしれない、あるいは何かを感染させるおそれがあるかもしれない、ということが彼らにはわかっていないのだ。
現在ポーランド沿岸でハイイロアザラシはめずらしい。彼らは例えばエストニアなどで繁殖することを好む。しかしバルト海におけるハイイロアザラシの生息数は増えており、10月にはヴィスワ河口のメヴィヤ・ワシャ保護区で十数頭が観察された。
写真は2005年にヘル半島のアザラシ館の職員らによって海へ放された10頭のアザラシのうちの2頭。
by nagamimi_2
| 2009-11-21 23:00
| 日々