2009年 10月 04日
映画について |
金曜の夜、テレビで1969年製作のかなり古い映画を見た。以前この映画は見たことがあったけれども、年輩の視聴者として、より感受性豊かに見ることができた。シドニー・ポラック監督作品、主演ジェーン・フォンダの『ひとりぼっちの青春 (原題: They Shoot Horses, Don't They?)』である。
この映画は『コールガール (原題: Klute)』のコールガール役と並んで、彼女の最高の作品の一つだと思う。このポラック作品でフォンダは、事情によって過酷なマラソン・ダンスに参加せざるを得なくなった娘を演じている。
舞台は大恐慌時代、1930年のアメリカ。飢えた人たちが賞金750ドルに望みをかけて交替で踊り行進する。このささやかな金額から飲み物、サンドイッチ、マッサージなどの費用が引かれることさえ彼らは知らない。疲労困憊して死んでいく人もいる。堕落した人間のショッキングな映像。思うに現在ではきっとこうした「催し物」は禁止されることだろう。
この映画は『コールガール (原題: Klute)』のコールガール役と並んで、彼女の最高の作品の一つだと思う。このポラック作品でフォンダは、事情によって過酷なマラソン・ダンスに参加せざるを得なくなった娘を演じている。
舞台は大恐慌時代、1930年のアメリカ。飢えた人たちが賞金750ドルに望みをかけて交替で踊り行進する。このささやかな金額から飲み物、サンドイッチ、マッサージなどの費用が引かれることさえ彼らは知らない。疲労困憊して死んでいく人もいる。堕落した人間のショッキングな映像。思うに現在ではきっとこうした「催し物」は禁止されることだろう。
by nagamimi_2
| 2009-10-04 20:00
| 日々