2009年 08月 15日
クラクフのバカさ加減 |
ポーランド人は極端に陥る傾向がある。最近クラクフ市当局が偽の観光ガイドとの闘いを宣言した。彼らは資格を持つガイドの振りをして、名所旧跡を「案内する」代金を観光客から搾取し、あからさまなたわごとを語るのである。
二、三日前、ある中年の女性(大学で歴史を専攻したクラクフ人)が、他の町から来た自分の従妹と友人にクラクフの街を案内していた。ルィネク [中央広場] で市警備隊のパトロールが彼女たちに近付いてきた。警備員達はその女性をどなりつけ、詐欺だと罵り、記録を取って、グロツキ裁判所で審議があると告げた。女性が事情を説明しようとすると、資格のない人はだれも案内してはいけないのだという答えだった。
これは純粋なパラノイアだ。これに従えば、俺の所に日本から、あるいはヴァドヴィツェからだれかがやって来たら、俺は彼らに自分の故郷の街を見せるために、資格を持ったガイドを雇わなければいけないことになる。まったくバカげた話だ。
二、三日前、ある中年の女性(大学で歴史を専攻したクラクフ人)が、他の町から来た自分の従妹と友人にクラクフの街を案内していた。ルィネク [中央広場] で市警備隊のパトロールが彼女たちに近付いてきた。警備員達はその女性をどなりつけ、詐欺だと罵り、記録を取って、グロツキ裁判所で審議があると告げた。女性が事情を説明しようとすると、資格のない人はだれも案内してはいけないのだという答えだった。
これは純粋なパラノイアだ。これに従えば、俺の所に日本から、あるいはヴァドヴィツェからだれかがやって来たら、俺は彼らに自分の故郷の街を見せるために、資格を持ったガイドを雇わなければいけないことになる。まったくバカげた話だ。
by nagamimi_2
| 2009-08-15 18:52
| 日々