2009年 05月 20日
「ヒトラー ~最期の12日間~」 |
昨日TVP-2でオリヴァー・ヒルシュビーゲル Oliver Hirschbiegel 監督のドイツ・イタリア・オーストリア共同製作映画「ヒトラー ~最期の12日間~(原題Der Untergang=没落)」(2004年)を見た。この映画は第三帝国とヒトラーの総統官邸の地下壕における最期の日々を描いている。これはヒトラーの個人秘書、トラウドゥル(本名ガートルード)・ユンゲの目から見た話だ。
二、三週間前TVP-2で、ユンゲ女史の「懺悔」が入ったドキュメントが放映された。毎日これほどヒトラーの近くにいた人をこれまであまり見聞きしたことがなかったので、俺にとっては大変興味深かった。フィクションの映画でも(しかし半分ドキュメントのようだった)トラウドゥル・ユンゲの発言は使われていた。彼女は2002年に亡くなった。
地下壕守備隊の将校や兵士たちが最期の日々にのべつまくなし飲み続け、果ては女性職員ともどもどんちゃん騒ぎを催すシーンにはあきれてしまった。ヒトラー自身は酒も飲まず煙草も吸わず菜食主義者だったという話で、いかなる紊乱にも通常は鈍感で、もはや反応しなかった。俺にとってこれは「命知らずたちの舞踏会」だ。それに俺なら、ただなんとなくウオッカを飲むなんてことはしない。こういう状況なら死ぬまでとことん飲むんだがな。
二、三週間前TVP-2で、ユンゲ女史の「懺悔」が入ったドキュメントが放映された。毎日これほどヒトラーの近くにいた人をこれまであまり見聞きしたことがなかったので、俺にとっては大変興味深かった。フィクションの映画でも(しかし半分ドキュメントのようだった)トラウドゥル・ユンゲの発言は使われていた。彼女は2002年に亡くなった。
地下壕守備隊の将校や兵士たちが最期の日々にのべつまくなし飲み続け、果ては女性職員ともどもどんちゃん騒ぎを催すシーンにはあきれてしまった。ヒトラー自身は酒も飲まず煙草も吸わず菜食主義者だったという話で、いかなる紊乱にも通常は鈍感で、もはや反応しなかった。俺にとってこれは「命知らずたちの舞踏会」だ。それに俺なら、ただなんとなくウオッカを飲むなんてことはしない。こういう状況なら死ぬまでとことん飲むんだがな。
by nagamimi_2
| 2009-05-20 21:00
| 歴史