2009年 03月 20日
不適切な(けしからん)気前よさ |
AIGがやらかしたことに多くのアメリカ人が怒っている。この銀行コンソーシアム、アメリカの危機的経済状況を引き起こした元凶の一つは政府から1800億ドル(!)の公的資金の注入を受け取り、財政界の大立て者を破綻から救うことになっていた。そして政府から補助を受けてすぐにAIGの経営陣は何をしたか? 良心の呵責を晴らし、仕事に取りかかって損害を修復するかわりに、彼らは自社の幹部らに賞与を(何に対して???)分配することから始めたのだ。それに使った金は1億6500万ドルにのぼる。
社会、すなわち納税者は、この厳しい時に財政失敗者らが懐をいっぱいにするために公的資金を使うのかと怒っている。俺も怒っているのだが、怒る相手はワルシャワの女性市長である。彼女は財政危機にありながら、やはり何百万もの賞与の分配に取りかかったのだ。腰掛けで屁をこいてる市の職員どもに総額5800万ズウォティの交付金を配るという(おそらくワルシャワ市内の犬の糞に対してだろう!)。
なにしろ数百万人のポーランド人が、そうしたタダ飯食いがもらっている給料のせめて半分でいいからと夢見ているのだが、しかし彼らには永遠に足りないのだ! この申し分なく稼ぎのいい人たちというのは、なんと厚かましく恥知らずなのだろうか? 何万人もの同国人が職を失い、貧困に陥っているときに、何もせず追加のお金を目配せもなしに受け取るとは。無に対する報酬のまったくおかしな例は、グロンキェヴィチ=ヴァルツ市長が「トラサ・シフィエントクシスカ」社社長に20000ズウォティを授与したことである。この会社の1年間(2007年)の収入が21800ズウォティだというのだから、賞金の経費をまかなうのにちょうどの額である。
追伸。この文章を書いた1時間後にインターネットで知ったのだが、アメリカ下院議会はAIG幹部のすべての賞与に90%の税金を課す法案を可決した。ブラボー! こういうのがワルシャワ市職員にも必要だ。でもポーランドではありえないな。
社会、すなわち納税者は、この厳しい時に財政失敗者らが懐をいっぱいにするために公的資金を使うのかと怒っている。俺も怒っているのだが、怒る相手はワルシャワの女性市長である。彼女は財政危機にありながら、やはり何百万もの賞与の分配に取りかかったのだ。腰掛けで屁をこいてる市の職員どもに総額5800万ズウォティの交付金を配るという(おそらくワルシャワ市内の犬の糞に対してだろう!)。
なにしろ数百万人のポーランド人が、そうしたタダ飯食いがもらっている給料のせめて半分でいいからと夢見ているのだが、しかし彼らには永遠に足りないのだ! この申し分なく稼ぎのいい人たちというのは、なんと厚かましく恥知らずなのだろうか? 何万人もの同国人が職を失い、貧困に陥っているときに、何もせず追加のお金を目配せもなしに受け取るとは。無に対する報酬のまったくおかしな例は、グロンキェヴィチ=ヴァルツ市長が「トラサ・シフィエントクシスカ」社社長に20000ズウォティを授与したことである。この会社の1年間(2007年)の収入が21800ズウォティだというのだから、賞金の経費をまかなうのにちょうどの額である。
追伸。この文章を書いた1時間後にインターネットで知ったのだが、アメリカ下院議会はAIG幹部のすべての賞与に90%の税金を課す法案を可決した。ブラボー! こういうのがワルシャワ市職員にも必要だ。でもポーランドではありえないな。
by nagamimi_2
| 2009-03-20 22:00